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東日本大震災支援ボランティア 千葉

過去の活動報告report

第51便ボランティアバス(4月25日~4月27日)参加者6名(男性4名、女性2名)

ボランティア活動自体が初めての参加になります。
思い立った時にちょうど、復興庁のホームページから千葉ふなさんの活動を知りました。
初めてで不安もありましたが、スタッフの方の念入りな準備、リピーターの方の温かいサポート、初参加同志の前向きなエネルギーに支えられて、過ごすことができました。
作業は、ホタテ養殖に使用するロープの清掃でした。ダンプやショベルカーの重機サウンドが響く中、貝を引っかけていたピンの抜き取り、ゴミ落としを1本ずつ行います。単純作業のように思えたのですが、時間の経つのは早く、あっという間に終了時間となってしまいました。もう筋肉痛がでてますが、よい体験させていただきました。
懇親会の時はお忙しい中、千田さんが来てくれました。現在の状況、災害時の心得など、貴重なお話を伺うことができました。また牡蠣を差し入れに持ってきて、調理までしていただきました。こんなに大きくて、美味しい牡蠣を食べたことがありません! ラッキーな回に参加できました。
最終日は南三陸町に立ち寄り、防災庁舎を見て、 語り部さんたちのお話を聞きました。報道ではなく、当事者の方の話は、強く感じるものがありました。
今回、何か少しでも役に立てればという想いで参加しましたが、自分が得たもの方が大きかったです。元気をいただきました。また参加させていただきたいと思います。

Kさん男性


今回始めての参加で、不安も多少ありましたが、皆様に温かく歓迎して頂き
終始リラックスして活動をすることができました。
年代は違えど、同じ思いを共有している者同士、すぐに打ち解けることができたんだと思います。また、思いがけず美味しい日本酒までご馳走になり、大変有意義な時間でした。
本当にありがとうございました!

私は震災の1年後の夏、石巻中学校でのチャリティーオーケストラへ参加したのがきっかけで、東北に対して何が出来るのだろうか?と考えるようになりました。
自分の時間の中で、微力ながら被災地域の役に立てることがあれば…という想いで今回千葉ふなボランティア参加に至りました。

陸前高田の奇跡の一本松を間近で見た時は、言葉に詰まりました。
テレビ報道では何度も見ていましたが、実物は想像以上に勇壮で、とても寂しげな立ち姿でした。力強いというよりかは、必ず復興してみせる、ここに人々のせいかを取り戻すんだと、力を振り絞って私たちに語っているようにも見えました。
また、橋かと思うほどの巨大なベルトコンベアが、かつて街があった場所に縦横無尽に張り巡らされ、山のつちを直接運び、盛り土する光景も見られました。

まるてん水産さんでのボランティア活動の内容は、ホタテの住処となるロープの手入れでした。ロープに差し込まれたプラスチックのかぎ針を、1本づつハサミで切って整えていく作業です。
ホタテの住処を見るのも初めてでした。
作業しながら、ホタテの生育に必要な事や、どんな事に気をつけて扱うのかのお話を聞き、これも初めて知ることばかり。
震災当時のお話しなども聞きながら、作業を進めました。
とても勉強になりました。
ふと前方に目をやると、かつて街があった場所にブルドーザーが何台も何台も動き回り、黙々と地ならしをしていました。

夜はモリビアの集会場で、千田さんを囲み夕食をとりました。
思いがけず、3年ものの立派な立派な牡蠣をご馳走になり、大変感激しました。
自分の手のひらより遥かに大きな牡蠣は見たことが無かったので、その存在感に圧倒されました。手間ひまかけて、大事に育てられた牡蠣の味はふっくらと柔らかく、海の恵みを充分に含んだ優しい味でした。
こんなに美味しい牡蠣を食べたのは生まれて初めてでした。
私にとって生涯忘れられない味となりました。
お忙しい中、私たちのことを気にかけて下さった千田さんに心から感謝致します。

ここにあった街や人々の生活が一瞬にして消えてしまったことは、想像に耐え難い事実です。
しかし、皆それぞれの場所で、復興に向けてひたむきに仕事をしている姿を目の当たりにして、自らの背筋を正される思いでした。
震災直後の物質的な支援から、人的支援、ライフラインの復旧、そして真の復興に向けて、多くの人の協力が継続的に必要です。
現地は3年の月日を経て、復旧は進んでいるけれども、復興はこれからなのだと感じます。これからも、自分に出来ることをし続けていきたいとおもいます。

また参加させて頂くこともあるかと思いますが
その時はどうぞ宜しくお願い致します。

Uさん 女性


千葉ふなボランティアには、今回で3回目の出席です。
天候にも恵まれ、岩手に到着した4月26日は、桜が満開でした。
今年2回目の花見を楽しむことができました。
作業前に「奇跡の1本松」に立ち寄りました。その周りには、かさ上げのための土を山から直接運ぶ特大のベルトコンベア(橋にしか見えませんでした)が
ありました。ダンプカーだと10年かかる作業を3年で出来るとのこと。約450億円の装置です。規模の大きさに「びっくり」です。

今回は、いつもお世話になっているTさんの知り合いで、ホタテ養殖をしているYさんのお手伝いでした。
広田湾でホタテも養殖していたとは知りませんでした。
当日の陸前高田の予想最高気温は24℃、作業自体は楽なものでしたが、炎天下での作業は知らないうちに体力を奪われていました。

夜には、漁家のTさんが来てくれて、陸前高田市の復興状況を教えてくれました。
朝見た大型ベルトコンベアの話や市内のかさ上げ工事の進捗状況等を教えて頂きました。
陸前高田市は、ほかの被災地に比べて作業が進んでいて、地域のかさ上げでは、モデルケースになっているとの事でした。
話を聞きながら、差し入れてくれた3年物の牡蠣を食べさせていただきました。
牡蠣の本当の旬は、正に今で、大きく育った牡蠣の殻を外すと、中からぷっくりとした身があらわれます。
味も最高で、一口で入りきれない牡蠣は、ここ広田湾でしか食べられないでしょう。
至福の時間でした。

帰りの途中で、前回同様、南三陸さんさん商店街に立ち寄りました。ゴールデンウィークだからか多くの人で賑わっていました。
そこで語り部のお母さんの話を聞きました。一人目のお母さんの話は、前回も聞きましたが、やはり、涙が自然と溢れてしまいました。

時間があれば、また参加したいと思います。
ありがとうございました。

千葉市 Kさん男性


第50便ボランティアバス(3月28日~3月30日)参加者8名(男性7名、女性1名)

今回もお世話になりありがとうございました。50回の継続素晴らしいですね。

1.広田ブランドの3年物牡蠣の出荷準備作業

出来が良く高値で取引されている事
状況さえよければ7月まで出荷出来る
だが生産量的にはまだ三分の一である

そんな出荷にほんの微々たるものですがお手伝いできたことが嬉しい
またそんな牡蠣をいっぱい食べれて最高に幸せ

2.ワカメの出荷準備作業

茶色のワカメを瞬間的にお湯に入れ綺麗な緑色にして引上げる作業
ワカメの先っぽ20cmくらいを切り落とし次行程の芯抜き作業にまわす佐魚
5秒ほど湯につけ緑色に変色した採れたての茶色のメカブを両替漁港の作業所近くで丸かじり
茎ワカメの料理方法を教えてもらった
採れたてワカメが美味

3.その他

40人ほどいた養殖業の方々の75%が、高額な復業投資、老齢化の為廃業せざるを得ない
防波堤を作るにも市民に葛藤がある
新しい街作りのため、一本松近くの山を削りその土を運ぶ巨大なパイプラインが出来ていた
土をダンプで運ぶより圧倒的にコストパフォーマンスが良いらしい
仮設に住む元大工のYさんの話しを聞けた
両替漁港近くで牡蠣小屋が営業を開始したが予約でいっぱいだそうだ。昼食をとりたかった
Cさんのお孫さん達が自転車に乗れるようになっていた。ほほえましい
Cさんの長男は1袋25kある塩袋を12個持てたそうだ。300kgだ、凄い怪力。

4.他の地域
  
気仙沼漁港の近くの人気の少ない商店街でも老舗っぽい商店が開いていた
南三陸町のさんさん商店街でまたしてもウニ丼を食べそこねた
さんさん商店街横のアムウェイハウスで、語り部の方々のお話しを伺い涙が込み上げた
南三陸ホテル観洋の素晴らしさに感激。コーヒーが美味しかった
防災対策庁舎は残るのだろうか? ?

Uさん 男性


〇初めての復興ボランティアで、出発する前は少し緊張しました。
しかし、ツアー50回のキャリアから順調な旅程となり、リピーターの方々や現地の方々のアットホームな雰囲気もあって、帰ってくるときには旧知の仲のように打ち解けることができました。
作業自体は誰でも簡単にできる仕事ながら、内容は濃く、終了後には十分な疲労感を、ボランティアの充実感とともに覚えました。

カキとワカメの収穫を労働と知識とで実体験したこと。
震災後の光景と、その人々の語りから、想像すらできない規模の自然の猛威を(それでも)想像することしかできないこと。
貴重な経験を得ることができました。

がれきの山は破壊力を感じさせますが、撤去された後の今の荒漠たるさら地は喪失を感じさせます。現地の方々の百万分の一の実感にすぎませんが、百万分の一の鎮魂へとかわらんことをいのります。

天災は「非常事態」ですが、復興は「生活」です。
「がんばれ」は当事者意識をあまりに欠いた無責任な言い草にすぎません。
ですが、それでも「元気」でなくては助け合うこともできない。
そう、子供たちの笑顔に学ぶ思いでした。

Kさん男性


初めて復興ボランティアという形で参加させて頂きました。
私達が行った陸前高田市は
ガレキは片付いているものの建物などにまだ3年前の傷跡が残っており、胸が締め付けられる思いでした。
そして同時に、なぜもっと早く私はこのボランティアに参加しなかったのかととても後悔しました。
なので、またこのようなボランティアに参加し同じ日本に住んでいる仲間として、人間として助けに行きたい。と思いました。
このような機会を与えてくださって本当にありがとうございました。
また、参加したいと思います。

Tさん 女性

千葉ふなボランティアには、第49便に続いて2回目の参加です。
今回は、前回同様牡蛎の仕分け作業と、この時期にしか収穫できない新ワカメの作業でした。
3年目の牡蛎は大きく重く、立派に成長していました。また、漁家のTさんに勧められて、ワカメのメカブを茹でてかぶりつきました。
ねっとりとしたメカブはとても美味でした。
午後は場所を移し、作業場でワカメの簡単な仕分けを行いました。横ではお母さんたちが手慣れた手つきで、ワカメを芯からはがす作業をしていました。
初心者ではなかなか出来ない難しい作業だと感心して見ていました。
夜には、漁家のTさんが取れたてのワカメを差し入れてくれました。
鮮やかな緑色で、口にいれてそのワカメを噛むと「ザクザク」と漬物の様な音がしました。今まで食べたことのないワカメでした。
帰りの途中で南三陸さんさん商店街に立ち寄りました。そこで語り部のお母さんの話を聞きました。
津波の最中の話はとても衝撃的で、テレビでは伝わらなかった思いの一部を聞くことができました。涙が自然と溢れてしまいました。
震災から3年経ちましたが、海沿いの道を走ると、復興とはかけ離れた現実があります。
少しでも力になれたらと、これからも千葉ふなのボランティアに参加していきたいと思います。

千葉市 Kさん男性

千葉ふなボランティアネットワーク

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